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すずの目 検査と結果
2011年04月17日 (日) | 編集 |
すずの目の白濁の詳しい検査と、年に一回の健康診断のため、病院へ行ってきました。すっかり日が経ってしまいましたが、以下備忘録をかねた報告です。

まずは目に関する諸々の検査と結果について(健康診断の血液検査にオプションで脂質関係の検査を追加)。

・血液検査:コレステロール値 103 少々低めだが問題なし / 中性脂肪は正常
・涙の量(一分間計測):右26・左26 正常
・眼圧:右16・左16 正常値
 ※眼圧は25を超えると高めと判断される(短頭種は高めに出ることが多い)。
・上記以外:「スリットランプ検査」「シルマーティアー検査」(診療明細より)、すべて異常なし。
・その他所見:若干ではあるが浮腫が起きており、腫れが確認できる。


と、まぁこんな感じで検査をしても何も異常が見当たりません。
そもそも目の白濁は何故おこるのでしょうか。
先生から原因について説明がありました。考えられるのは以下の3通りだそうです。

①眼房水の異常。糖尿病の犬や手術の後に見られることが多い。
②脂質の関係で白濁することもある。血液検査の脂質関係の数値に異常があるときは注意が必要。
③遺伝的要因。まだ医学的に明らかになっていないことが多い分野なので、原因がわからないことも多々ある。すべての検査結果で異常が無いと遺伝的な要因ということになる。


この3点を踏まえてすずの状態を考えると、
①の眼房水の異常に関しては血糖値が正常だったので糖尿病の心配はない。よって眼房水も正常と判断する。
②の脂質関係については血液検査の結果、異常は認められないため、問題はない。
そして、その他諸々の検査も異常がなく、原因が分からないため③の遺伝的要因と考えられるとのこと。

原因が分からない・・・つまりは決定的な治療法も分からないわけです。
それでも先生が有効である可能性が高いと思われる治療プランを組んでくれました。

・サプリメント(アイショットクリア)=抗酸化剤。有効と思われるので続ける。
・目薬 (ヒアレイン ミニ点眼液0.3%)=角膜を保護したり、傷ができたときに修復する作用がある。一日三回さす。防腐剤が入ってないので一日で使い切るように。
・軟膏(脂成分)(PURALUBE VET OINTMENT)=眼を保護する。一日二回塗布。


すずの目は今後も白くなっていく可能性があるそうです。もちろん途中で進行が止まる可能性もあるとのこと。
あれだけ白い部分があると、視界が狭いのかなぁ。もしかして失明なんてことも・・・。

ちなみに現在はこんな感じです。
前より白いかな

こっちのほうが白いよね
両方とも酷くなってるかな・・・
特に左が白いです。

すず自身が今の状態をどのように感じているのかは分かりません。が、飼い主のエゴで言わせてもらえば「生きててくれれば万々歳!」。
すずの立場からするとツライ状況なのかもしれませんが、視界が狭いことで生じる不安なこと・不便なこと・不自由なことには全力でサポートしていきます。 とにかく気に病んでいても仕方のないことなので、きっと動物のカンで何とかなると思いながら、今まで通りの日常を過ごしていきたいと思います。
そうそう、これから長い付き合いになるこの病気、病名は「角膜内皮障害」というそうです。悪い病気でなくて良かったね~ということでまとめとさせていただきます。

最後に年に一回の健康診断の結果をメモできたぶんだけ記録しておきます(冒頭に記述した血液検査の結果は重複するので割愛)。
・血液が少々濃いが、心配するほどではない。
・LIP(リパーゼ)は少々低めだが心配なし。
・その他、皮膚の状態は良好、尿検査も異常なし、便検査も異常なし。

そんなこんなで目以外は元気です!

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